見ることのできないものをイメージすることを、ビジュアライゼーションと言います。
叶えたいシーンを、繰り返し、ありありとビジュライズしていると、
やがてそれは現実となってあなたの前に現れて来ます。
イメージは現実になる！
トップアスリートが、
「細部に渡るイメージトレーニングを繰り返しました」
と話しているのを聞いたことがあると思います。
https://www.bbc.com/japanese/参照
鮮明なビジュアライゼーションは、潜在意識に深く記憶され、
私たちの右脳はそれを現象化させる力を持っているのです。
ある現実を創造するには、自分の頭と体に信じ込ませれば、それが本当のことになる 脳神経科学者 ジョー・スペンザー博士
なりたい自分への近道
自分が望むと望まないとに関わらず、
人は自分の潜在意識通りの現実を創ります。
例えば、豊かになりたいと思っても、
潜在意識が「お金は悪いもの」と思っていたら、
お金はなかなか入って来ないでしょう。
潜在意識のメッセージを望む方向に書き換えると、
物理的に頑張るよりも、軽やかに夢を叶えることができるのです。
起きてほしい事を意図する
脳の中には、様々な電気信号が飛び交っています。
いつも思ったり、イメージしていることほどそのネットワークが広がっていきます。
そして脳はその情報を探し、対象を再現させようとします。
これは脳の毛様体賦活系という働きによるものです。
例えば試しに今日から３日間、赤い車のことばかりイメージしてみてください。
すると驚くほど多くの赤い車が目に入ってくるでしょう。
あなたは、自分のイメージする力によって、
叶えたい対象を現象化させる力を持っているのです。
叶ったかのごとく！
先日テレビで、デヴィ夫人が興味深いお話をされていました。
貧しかった少女時代、西洋の貴婦人の美しいドレス姿の写真を毎日眺めては、
「あたくしは…」などと身振りそぶりを真似てお友達と話していたとのこと。
後に彼女は、スカルノ大統領夫人となり、社交界デビューを果たし、
実際その通りの人生を送ることになりました。
９０日間そのフリを続けていると、やがてその人物になる 行動心理学者 Drディマティーニ
望む現実を起こす近道は…
秘訣は、叶えたいシーンを、感情を伴ってよりリアルに、ビジュアライズすることです。
情報が多彩になるほど、脳はイメージを現実だと錯覚するのです。
自分の”感情が高まるイメージ”を見つけて、その感情を味わいながら、
五感をフルに使って、臨場感溢れるビジュアライゼーションをしてみましょう。
あたかもその場にいるかのように…
どんな人たちに囲まれて、どんな感じですか？
香りや色彩、肌感覚や音…そしてどんな気分がするでしょう？
毎日そのビジュアライゼーションを楽しんでみましょう。
ビジュアライズのツール
今は便利な時代になりました。
未知の場所や物でも、InstaやYouTubeなどで目にすることができます。
例えば、エーゲ海クルーズに行きたいという夢があるとしましょう。
まだ行ったことがないので、今ひとつ実感が湧きません。
そんな時は、YoutubeやInstaなどで行った方の動画や写真を探してみましょう。
携帯の待ち受けなどにして、毎日眺めてみてください。
あなたの脳の中には、どんどんとエーゲ海クルーズのネットワークが広がり、
やがてあなたはそれをいとも簡単に、それを実現することになるでしょう。
魔法の右脳の力
信じられないかもしれませんが、
火事場の馬鹿力と言われるように、
潜在意識はきちんとした手段や、論理性を必要とせず、
想像を超える結果を産むことができます。
右脳は全能の９７％のスペックを持っています。
それに比べて左脳は、問題を見つけて比較検討することが使命ですので、
左脳ばかりで生きていると、考えた挙句、やっぱり無理！
という結論を導き出して来ます。
現実的な世界を生きながらも、右脳に働いてもらう時間を作ることは、
軽やかに夢の実現へと導いてくれます。
毎日１５分間の習慣
毎日歯を磨くように、毎日食事をするように、
毎日１５分間、一人の時間を持って、叶えたいことをビジュアライズしてみましょう。
その習慣は、歯を食いしばって夢を叶える自分、無理だと諦める自分を、
軽やかに、願いを叶える自分へと変化させることでしょう。
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