5思考パターンの修正

いつも頻繁に思って入ることはパターン化され、脳の中にその思考回路を強化していきます。

「あ〜疲れた〜」とか、「絶対無理!」とか、頻繁に長く言い続けたきた言葉は、

あなたの思考パターンとなり、表情や行動に現れています。

 

昨日までと違う明日を創っていきたいと思ったら、これまでの思考パターンを変えていくことです。

「思考に気をつけなさい〜やがてそれが運命になるから」   マザーテレサ

 

思考のメカニズム

人は1日に約6万個の思考を持つと言われていますが、

その98%は前日の繰り返しです。

結局いつもの思考や行動に落ち着いてしまうのはそういう訳なのです。

わくわくすることばかり考えている人は、わくわく回路がさらに伸びて、わくわくする事を引き寄せやすく、

心配性の人は、身の回りにいつも心配事を引き寄せ易いのです。

これはいつもイメージしたり考えたりしている対象を探し、目の前に再現させようとする、脳の毛様体賦活系という働きによるものです。

 

思いグセの書き換え

思考パターンを変えるには、まず自分の思いグセを客観的にみることです。

その思考パターンが幸せの方向に向かっているかどうかは、自分の感情が教えてくれます。

気分がよくなったり、気持ちが軽くなるものは、自分にとって良い方向です。

逆に気持ちが沈んだり、イライラする思考は、自分を幸せから遠ざけています。

思考パターン修正のポイント

  1. 気分が良くなる思考を選ぶ
  2. 問題ではなく、理想にフォーカスする
  3. 不足ではなく、既に在るものにフォーカスする
  4. 言葉で思考をリードする

 

1、気分の良くなる思考を選ぶ

気持ちが軽くなる、気分が良くなる思考…

例えば、退屈な通勤電車の中でも、広告の中に好きな色を探してみたり、

富士山が見えたら、「幸先いいぞ〜」と思ってみたり…

人は同じ状況の中でも、幾千通りの思考を選ぶことができます。

常に自分の気持ちが軽くなる心地よく感じる思考を膨らませていると、

やがてそれがあなたのパターンとなり、

 

2、問題点ではなく、理想にフォーカス

病気と健康、不足と豊かさなど、物事は常に両面が存在して居ます。

ところが、豊かさを考えながら同時に貧しさを考えることはできません。

どちらか片方を考えると、もう片方がみえなくなってしまうのです。

同意ポイントは、問題点ではなく「こうなったらいいな〜」という理想の姿を考えること。

そこへの思いを膨らませる習慣をつける、ということです。

すると、人生は驚くほど好転します。

 

3、不足ではなく、既に在るものにフォーカス

人はつい「足りないもの」に目を向けがちです。

でも欠乏の意識は、焦りと不安を増幅させます

このままではいけない、もっと、もっとと。

もっともっと…は、常に「足りない何か」を追い求める日々になってしまいます。

足りない事ではなく、既にあるものに、意識を向ける、感謝する

すると自分の波動が、不足から感謝へと変化して、

目の前に現れる状況も、不足から、感謝へと変わるのです。

 

4 言葉で思考をリードする

口ぐせは、その通りになっていきます。

繰り返される言葉は、やがて脳にインプットされ、それを現実にしようと働くからです。

「ツイてないな〜」という口ぐせは、ツイてない自分を創って行きますし、

「ツイてる〜!」という口ぐせは、ツイてる自分を創って行きます。

自分が日頃口にしている言葉を、理想の状態にして行くと、

自然と現実がその方向へと動き出すのです。