脳年齢は実年齢ではありません。脳は鍛えれば鍛えるほど、若返ります。
こちらの笑顔の素敵な女性は、72歳の時のモデルの河原日出子さんです。彼女の口癖は「今が青春! 楽しい〜」でした。
彼女はその言葉通り77歳まで現役でお仕事もされ、人生を謳歌されていました。今を青春だという思い込みが、そのまま彼女自身を創っていったのでしょう。
脳は未知なる器官で、1000億の神経細胞から成り立っています。鍛えればどんどん活性化します。
シナプスを活性化させると200〜300歳くらいまで成長すると言われています。
中でも全体の97%を占める右脳を活性化させることは、全能力の97%のアンチエイジングにつながります。
見た目や身体機能に止まらず、記憶力や判断力、理解力や処理能力などのパフォーマンスも上がるのです。
脳を若返えらせる秘訣…
- 9歳までの原風景に遊ぶ
- 笑う
- 有酸素運動
- ほめ合う
- 新鮮な体験をする
- 瞑想する
9歳までの原風景に遊ぶ
脳が成長している9歳頃までの感動は、もう一度それを体験したい!という大きな欲求として扁桃体に記憶されています。
それに触れることは、その頃のわくわくした状態を想起させるのです。それが人生の目標になる人も少なくありません。
認知症で言葉を失った方が、小さい頃聞いていた童謡をずっと聞いていたら、症状が改善した、という症例があります。
昔夢中になったこと…探検ごっこやお人形さん遊び、基地作りやお菓子作りなどを思い出し、大人になった今また、やってみましょう。
笑う
インドでは笑いヨガというのもあるほど、笑うことはとても心身に良い影響を与えます。
- 記憶の貯蔵庫=海馬の容量が増えるので、記憶力がアップします。
- アルファ波になって脳がリラックスします。すると大脳新皮質の血液量が増えて脳が活性化します。
- 笑うと副交感神経が優位になって自律神経のバランスも整い、免疫システム全体が上がるのです。
- 脳内のエンドルフィンというホルモンの分泌が高まり、幸福感が増します。これはランナーズハイの要因となるモルヒネの数倍の鎮痛作用もあるのです。
もし笑うことが苦手な方は、口角を上げるだけでもOKです。脳が、「何かいいことがあった」と勘違いをして、幸せホルモンを分泌させるからです。
有酸素運動
有酸素運動をすると、運動後に脳細胞を増殖させるBDNF(脳由来神経栄養9というのが分泌されます。
これにより、集中力や注意分配能力などが活性化して、脳の機能が高まるのです
特に大きな筋肉の集まる「脚」を動かすこと=ウォーキングは脳を覚醒させていきます。
1日15〜30分程度でもいいので、歩くことをお勧めします。
その時、道端のお花を愛でたり、香りを嗅いだり、季節の移ろいを空気感で感じるなど、五感を通して歩きましょう。
すると脳内にセロトニンという幸せホルモンが分泌され、爽快感や幸せだな〜という感覚が広がってきます。
ほめ合う
褒められることは、傷ついた脳の活性を助けます。
私たちの脳は、「報われる」ことに大きな刺激を受けるシステムとなっています。これを脳の報酬系と言います。
自分の欲求が満たされた、気分がいいという感覚を覚え、ドーパミンが分泌されるからです。
リハビリ患者さんに被験者になってもらったある臨床実験で、褒められた患者さん達は、褒められなかった患者さん達に比べて、快復が1.8倍の効果があったそうです。
人を褒めると、自分の耳からもその褒め言葉が入ってくるので、褒めるということを習慣づけてみましょう。
新鮮な体験をする
脳はネットワークの集合体です。いつもの思考はいつもの行動を産み、またその反対も同じで、いつもの行動はいつもの思考を産みます。
変わらない思考や行動を取っていると、電気信号の交信が鈍くなり、脳細胞が活性化されません。
自分にとって初めての体験は、とまどいや感動と共に新しい電気信号を行き交わせ、新しい神経回路を伸ばします。
時々知らない道を歩いたり、初対面の人と話したり、利き手と逆の手を使ってみると、脳は活性化してきます。
瞑想する
深い呼吸は脳を冷やして、頭の中をスッキリとさせてくれます。脳冷却です。
思考を止めて頭の中に広がりを持たせていくと、心の中に安らぎが生まれてくるでしょう。とっても気持ちが良くなってきます。
またブランクができるので、インスピレーションや新しいアイデアなども宿ります。
体が休息を必要とするように、心や頭もまた時々 無になりたいのです。
毎日10分でも瞑想を続けていると、生命力が増し、肌艶もよくなり、やる気も出てきます。
脳内アンチエイジング体験会を行なっています。お問い合わせはこちらから。
- まだまだ若くいたいと願う方々
- 見た目も心もアンチエイジングしたい方々
- もっと日常を楽しく過ごしたいと願う方々
- 認知症の予防、改善を行いたい方々
〜ときめきの未来へのナビゲーション〜
右脳活用メソッド
セレンディピティ主催