右脳と左脳の違い
人の脳は、左脳と右脳に分かれています。それぞれに違う働きを担っています。
左脳は、言語や文字、じっくりと理論立てて思考して積み上げて生きます。比較・計算・分析が得意な自分で意識できる思考＝顕在意識の脳です。
PCで言うと文字中心で許容量の小さいアナログ脳のため、どんどん忘れないと 次の情報を記憶できない直列型で短期記憶脳です。そのスペックは、全能のたった３％と言われています。
またデータありきで、自分の中にある情報や経験からのみ結論を導きだします。過去を分析して未来の可能性に投影しているので、左脳とばかり向き合っていると、新たな可能性は閉ざしてしまい、「無理」という結論になりかねません。
さらに自他を区別・分離して認識する為、競争や対立の意識を産みます。他者との比較や競争は、精神的に不安や焦りを増幅させる方向へと向かわせてしまいます。
これに対して右脳は９７％のスペックを占めています。
ビジュアル処理するので、写真を撮るかのようにイメージで瞬間的に「パシャ」っと記憶します。記憶量も圧倒的に大きく CDやDVDのようにデジタル化してインプットしていきます。処理スピードも超コンピュータのように速い高速脳です。
虫の知らせとか、火事場の馬鹿力といったように、ある意味 直感的で論理的な手段を必要とせず、人智では到底計り知れないような、有り得ない事を現実にしてしまうことができるのです。
これは、時間や場所を超えた膨大な情報を貯蔵している集合体意識とも繋がっているからです。アインシュタインでさえ、全能の９％位使われていなかった、と言われるほど未知の領域なのです。
この私たちの２つの脳、右脳＝潜在意識脳と左脳＝顕在意識脳は、２つがうまくバトンタッチしながら成り立っています。
例えば、顕在意識はワードやエクセルといったアプリで、潜在意識はそのＯＳと言った感じです。アプリはＯＳなしには動きませんし、またアプリが無くてもＯＳだけでは不十分です。
ただ、もし軽やかになりたい自分、夢を叶えたいと思ったら、絶対的に右脳の力を活かすことなのです。たった３％の左脳だけで頑張っていると仕舞いにはくたびれて、諦めの境地に至ってしまうからです。
軽やかに望みを叶える秘訣は、右脳の力にあるのです。
「超一流の仕事のできる人とは、まづ左脳で問題を見つけ、次に右脳で解決策を産み出し、そして左脳で比較検討し、さらに右脳で他者を巻き込んで現実化させる」 脳科学者 大前研一氏
右脳を活性化させると、こんないい事が起こります。こちらをご覧ください。