自分との対話
自分のことを観る=内観する機会は、大きな気づきをもたらしてくれます。
これまでの人生の「Story」の中に、あなたの「使命」となっていく原型が沢山散りばめられているからです。
特に感情が大きく触れた体験は、ポジ・ネガ両サイドともあなたの使命に繋がる可能性が大きいです。
例えばポジティブサイドですと、脳が特に成長している9歳頃までの感動は豊かな感情と共に海馬に蓄えられ、
「もう一度あの感動を味わいたい!」という強い想いへと膨らみ、ライフワークのベースになることが多いのです。
お母さんと一緒にケーキを作った楽しかった体験、基地作りで感じた冒険心、
描いた絵を褒めてもらった喜び、あるいは入院した時に看護師さんに優しくしてもらったこと…などなど。
ネガティブサイドも然りです。
例えば引っ込み思案で想いを伝え切れず後悔した事とか、
言葉の訛りが強くて笑われた事とか、リストラにあって自己否定に陥った事などなど…
そしてもしそれらを乗り越えて今があるとしたら、その貴重な克服体験こそがあなたの使命になっていくのです。
振り返ってみてください。あなたが人の相談に答えてあげられる事は何でしょう?
失恋の挫折から立ち直った経験とか、3ヶ月で20Kg も体重を落とした事とか、
リストラされて起業した経緯とか…
そのようにあなたが乗り越えてきた「克服STORY」は、
人に手を差し伸べることができるのです。
仮に今まさにその渦中だったとしても大丈夫です!
人と比べず、焦らず、いつかその経験がきっと人の役に立ち、
あなたを輝かせるものになります。
それこそが、あなたの大きな存在価値となっていくのです。